泣きいり引きつけ(憤怒けいれん)とは
泣きいり引きつけは、乳幼児期に、大泣きして呼吸を止めていたために一過性に脳が無酸素状態となり、意識が一時的になくなったり、顔色が悪くなったりけいれんを起こしたりする状態です。成長発達に伴って自然に消失し、命に関わることや、後遺症を残すことはありません。
次の症状などが特徴として見られます
- 泣いた後、息を吐いた状態のまま呼吸が停止していた
- 意識を一時失った
- 顔色が悪い
- けいれん発作があった
- 大泣きした後に、意識を失ったり、ぐったりしたり、けいれんを起こした
- 1分以内に自然に収まった
- 転落したり後頭部をぶつけたりした
- 生後6か月~18か月である
- 全身の力が入らずぐったりした
- 叱られるなどでかんしゃくを起こした